矛盾とは、人生そのもの、真理なり。
- 2008/08/07(木) 23:12:46
アイルランドに行くと決め、既に行き道のチケットも手配した。
4月から働いている派遣先に辞める事を言わねばならない。
派遣は3ヶ月更新で、この間7月から9月までの分を更新したので、
出来れば1ヶ月分だけ更新して10月いっぱい働きたいのだが勝手を言えない立場であると同時に、そもそも驚くほど働いていない。
とても、受け入れてもらえるとは思えない。
この4ヶ月以上、私は困ったことがない。
忙しいと思ったことがない。
唯一の残業はパソコンを新品に取り替えてもらうのをただ待っていた事だった。
英語を使う仕事がしたいと、5ヶ月も探して、見つけたのがこの仕事だ。
英語を使う電話は2回だけだった。
1回は海外から掛かってきて、うちの会社のパキスタン支店の電話番号を教えてくれという事だった。
パキスタンに支店があるかどうかもわからないので東京ヘッドオフィスの内線リストを見て「アンダーソン」さんという会った事もない、何をしているかもわからない人の番号を(英語を話しそうだったので)教えた。
もう1回は所長がタイに出張する為に現地のホテルを取る為、電話を掛けた。
日本人の女性が働いているので繋いでもらえと所長が言ったので
緊張もせずに電話をかけたのだが、甘かった。
どぎついアクセントのある女性が電話にでたのだ。
とりあえず、日本語の話せる方に繋いでくださいとお願いをした。
「テレッフォン、ビーシー!」すし屋のような威勢の言い返事。
どぎついアクセントは気を抜くとテレッフォンさえ聞き取れない。
しかし、何だ、ビーシーって。
アルファベットでBCなのか?
「パードゥン?」私は聞き返した。
「テレッフォン、ビーシー!!!!!」すし屋の大将のように、いやむしろ
私に対して「お前英語わかんねえのか」と言いたげな口調である。
BCとは何だ、BCという所に電話しろと言われているのか。
私は彼女の発音を的確に真似てもう一度「テレッフォン、ビーシー?(って何?の意を込めて)」と聞き返した。
「イエースッ!!!!!」
・・・彼女の中で問題が解決してしまった。
しょうがないので頑張って彼女に予約をお願いしていたら、突然保留にされてしまった。
しばらく待っていると、日本人の女性が電話に出た。
私としてはもう話す事はなかったのだがもう一度人数や宿泊日数などを伝え、
電話を切った。
以上の2回が私の英語業務(メイン)であった。
辞めると言ったところで、止められることはまずあるまい。
それでもやはり言いにくいものだ。
なぜこんなに言いにくいのか考えていたが、要するに他人の目が気になるという事だ。
これからアイルランドに行くのに日本で他人の目を気にしていては良くない。
正々堂々と、辞めると言おうではないか。
潔く、誠意を持って、真正面から、率直に辞めると言おうではないか!
たかが4ヶ月しか働いていない普通の派遣社員がこんな事を考えていると知ったら、社員の皆さんはどう思う事だろう。
ちなみに「テレッフォン・ビーシー」についてあれからしばらく考えていたのだが、私の予想では「Telephone Busy(テレフォン、ビジー)」と言っていたのではないだろうか。
つまり日本人女性は電話中だった、という事だ。
皆様、タイに電話を掛ける時はご用心、だ。
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