カメラ好き、自分の心、写るもの。

  • 2008/03/30(日) 22:09:47

先日、我が家にてたこ焼きハウスパーティがあった。
オーストラリア人の友達が一人、日本人の友達が二人来たのだが
酒も入って盛り上がってきたところで一人の日本人がカメラを出したので
私ももう一人もつられて料理や友達を撮り出したのだが、
オーストラリア人はカメラを持ってきていなかった。
撮っても、別に送ってくれというわけでもない。
しばらくしてまた写真の撮りあいになった時、
「これが日本人の一番嫌なところの一つ」といわれた。
確かに日本人はミーハー率も高く、パー子的素質も持ち合わせている。
しかし友達同士で過ごす時間にとる写真は別に深い意味はなく
ただ思い出にとっているだけだと思うのだが
彼女は「見せびらかしたいからとっている人がいる」という。
そういう人も多いからそう思うのだろうというのも分かる。
現にトロントにいたとき、私は限られた生活の一部を写真に収めていたが
トロント人にとってはただの日常であり、誰も写真など欲しがることはなかったし、
やはり写真を嫌がる人も多かった。
私はそれ以来外国人の人と過ごす時あまりカメラを出さないようにしているが
今回は友達同士のパーティだったこともあり、
モロに撮っていたのでそれを言われて多少のショックを受けた。
良い機会でもあったので写真を撮る日本人(私)の気持ちを正直に伝えた。
彼女は本心かどうかわからないが「あなたたちは友達だからいい」と言ってくれた。
写真に残す事はアーティストでもない限り、それほど大きな意味はない。
それよりただその場を楽しくすごしていればいいという考え、格好良いので好きだ。

しかし私の中のパー子はいつも、うずうずする。

住む者の、心あらわす、台所。

  • 2008/03/24(月) 22:02:32


本日は初出勤であった。
さほど緊張していなかったせいもあるが、
所長が出張で不在、しかもPCがメンテナンスでさほど使えなかった為
する事がなく、一日気楽に過ごして帰ってきた。
営業の男性も事務の女性も感じ良く、仕事さえ覚えたら仲良く楽しくやってゆけそうだ。

台所には、ゴミ箱が4つ。
生ゴミ、プラスチック、リサイクル、空き缶。
・・・空き缶!
思わず二度見してしまった。
大きめダンボールのゴミ箱の半分をア○ヒのスー○ードライが埋めている。
酒!?
いやまさか。ここで何かのパーティでもやった残骸なのだろう。
しかし気になる。

お昼休憩は事務員の女性2人と台所でお弁当を食べた。
やはり、気になる。
銀色のひしゃげた缶がまぶしく視界に入る。
さりげなく、しかし明確に聞いてみた。
「ここでビール飲まれたんですか?」
「あぁ。・・・所長がよく飲むの。・・・よく、飲むよ。」
よく!?
「所長さんは、何通勤されてるんですか?」
「・・・車」
車!
「大丈夫なんですか!」
「んー、大丈夫ではない・・・けど言える人おらんし」
「ご家族の方は心配されないんですか?」
「1回えらい事怒られたみたいでやめとったけど、最近また・・・」

所長はアル中なのだろうか。
明日には出張から帰ってくる。

振り向けば、春風のせて、カレー臭。

  • 2008/03/16(日) 14:05:33


私は去年の11月までカナダのトロントに2年程すんでいた。
トロントといえば、モザイク都市。
世界中からの移民が集まる多文化都市である。
チャイナタウン、コリアンタウン、リトルイタリー、グリークタウン・・・
おかげで食文化が素晴らしく、日本ではまだメジャーでない国の料理が
いつでも食べられるという、年中イベントのような賑やかな町だ。
東京ではどうだか知らないが、私の地元ではインド料理さえ数多くはない。
しかも、さほどうまくもなかった。
そこで私はトロントのカレー天国、インディアンタウンにいってカレーを食べた。
それは友達がインド人から聞いた超お勧めのインド人御用達レストラン。
そこで、もっともお勧めのバターチキンを食べた。
・・・はまった。
はまってしまうと、日本のカレーはもはやカレーではなくなる。
地元にはこんなうまいカレー屋がなかった。
こうなったら帰国後は自分で作るしかない。
私は帰国直前にスパイスを大量買いしてきた。
別送品で送ったダンボールに入れたのだが、それが届いた時、ダンボールを突き破ってわきがのようなスパイスの香りがもれていた。
一緒に入れてあった衣類も皆、スパイシーな香りになった。
スパイスをタッパーに詰めて密封して棚に入れたが
棚を開け閉めする度にわきがの匂いがすると、母親から苦情が出た。
認めたら自分の部屋に持って行けと言われそうだったのであえて無視した。
ある日、晩御飯の最中に突然その匂いがしてきた。
今日はカレーではない。なんだ。匂いの元を探したら私が手にもっていたグレープフルーツ片だった。グレープフルーツを入れているタッパーに見覚えがある。ちょっと前までこれにスパイスを入れていたのだ。しかしちゃんと洗ったにも関わらずその匂い消え去らず、消え去らぬばかりか、グレープフルーツにまで乗り移るとは、なんと言う生命力、いや生臭力。

数ヶ月前に遡るが地元を友達とドライブしていると小さなカレー屋がオープンしていた。
なんだか薄暗い雰囲気で入りづらい感じだったが駄目元でトライした。
ところが、ここが大当たりだったのだ。
私は再びカレーにはまった。
カレー屋に通い、家では自分で作った。
カレー屋はうまい、自分のはうまくない。
食欲と創作意欲をかきたてられ、気付いたら私はカレー女になっていた。

カレー熱がさめやらぬまま本日小春日和、
前回作ったキーマカレーが冷凍室に残っていたので食べた。
「味が、ない」と家族に超不評だったカレー。
私には結構味があるように感じられるのだが。
もはや私の味覚はカレーを識別する能力がなくただ欲しているのだろうか。

それにしても最近外食に行く機会があるとカレーしか思いうかばぬ。
友達のリクエストで普通の洋食屋にいったのにも関わらず、
そこでメニューのカレーが目に止まり、「カレーか・・・」とつぶやいた。
「ごめんな、そんなにカレー食べたかったんやな」と友達に気を使わせてしまった。
家族にもたいそう呆れられており、飲みに行くというと
「飲みに行く」と言っているのに、
「カレーやろ」と言われ、
飲みに行くから帰りは遅いと言うと、
「飲みに行く」と言っているのに、
「そんな時間までカレー屋あいとんの?」と言われる。

多国籍食文化に想いを馳せる。
いつか地元を、日本のトロントにしたい・・・。

  • 2008/03/09(日) 14:55:48

トロントにいた時、私は小さな雑貨屋でアルバイトをしていた。
雑貨屋のオーナーは中国人の中年女性。
非常に若く、というか幼く見える人だったが
故郷の香港を離れて20年、一人で強く生きてきたのだろう、
目つきはチャイニーズマフィアの如く鋭い(悪い)。
そして商売繁盛を願うあまり金にがめつい。
性格もいたって頑固でキツく、多数のアルバイトから嫌われていた。
よくよく付き合っていると、全く悪い人ではないのだ。
根本はむしろ、寛容で人懐っこい。
私はよく彼女と喧嘩をした。
しかし不思議と彼女を嫌いにはならなかった。
感謝をしない、謝らない、素直じゃない。
私の母親の性格に非常に似ていたのだ。
つまり、私自身にも似ていたのだろう。
一つの事にのめりこんで周りとのバランスを崩す、そんな性格だ。

彼女は20年トロントにいながら、英語があまりうまくない。
中国人はかたまるので英語を学ばない。
当然文化も学ばない。
彼女は店頭で、お客がいるにも関わらず屁をひった。
私がしゃがんで何かしている時、目の前に来て屁をひった。
見上げると、表情は屁をひる前と何一つ変わっていない。
何のコメントもなくまじめな顔でどこかを見ている。
ところがだ。
ある日彼女が仕事の指示を私に出していた時、突然しゃっくりをした。 
「ソーリー・・・」彼女はちょっと恥ずかしそうにキョロキョロした。
謝るべき事とは、文化によってかくも違うのである。
私は、怒るべき事がわからなくなった。
それから彼女とも非常に仲良くすごし、私がトロントを去る日、彼女は泣いた。

世界には、食・文化・宗教など様々な違いがある。
一つにまとめようとし過ぎるあまり、ぶつかる。
ぶつかる前に違う文化というものを静かに眺めてみてはどうだろう、と思う。


人体の、神秘便意に、見えにけり。

  • 2008/03/04(火) 22:38:48

本日、久しぶりにハラワタが煮えくり返る事があり、
思わず剣を抜きそうになったが、鞘をつかんだまま踏みとどまった。
でも怒りをこらえるあまり声が震えて震えて多分相手には伝わっていただろうが、必死で喉に力こめて、何とかかんとかこらえた。

それで気になったのだが、
人間は糞尿をこらえる時、力を入れる場所はもちろん、ご存知出てくる場所であるが、
感情をこらえる時、こらえているのは分かるのだが自分でどこをこらえているのか、分かっている人はいるのだろうか。
本日の様子では、私が怒りをこらえる時は多分、喉だ。
まぁ、手や足だという人もいらっしゃるだろう。
さらに考えてみたが、笑いをこらえる時も多分、喉だ。
怒りの時とは若干違うが、こう、喉を全開にして空気を通す事でごまかす気がする。
そして悲しみは多分、目であり涙腺であり同時にやはり、喉だ。
しかしピンポイントでここ!という場所は分からないし、実際筋肉を動かして力を入れるというより何か、こう、意識して蓋するという感じがするから、
一体どこをどうしているのだろう・・・・と風呂にはいっている間中考えていた。
世の中には、怒りを乳首でこらえるという人もいるのかもしれない。

ちなみ爪や髪の毛などこらえなくともよいものはこらえられぬように出来ているというのは、ちょっと凄いではないか。
もしもウンコが絶対に我慢できぬ体だったらと思ったら・・・・